サルコペニアとフレイルの違い

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60代以降は注意!40代から徐々に

サルコペニアとフレイルという言葉を耳にしたことはありませんか?

現在、医療や介護、フィットネスなどの現場で話題になっている「サルコペニア」と「フレイル」。あなたは、正確な意味を知っていますか?

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サルコペニア

結論から言うと、サルコペニアとは、“筋肉や筋肉量の低下”のこと。

ギリシャ語で、「筋肉」と「喪失」を意味する言葉を組み合わせた言葉です。

「加齢性筋肉減弱現象」と呼ばれることもあり、加齢による筋肉の低下を意味します。加齢のみが原因なら一次サルコペニア、「タンパク質不足」、「栄養不足」、「寝たきりなど身体活動の低下」、「臓器不全などの病気」などが原因であれば二次サルコペニアに分類されます。

サルコペニアは、生活の質を低下させるリスクにつながります。人間は、加齢とともに自然と筋肉が減り、特に60歳頃から急激に減少します。高齢になると、誰もがサルコペニアになる危険性があることを認識しておきましょう。

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フレイルとは?


もう一方のフレイルとは、”加齢により心身が弱まった状態“を示します。「身体」「心」「社会環境」の3つに関係する能力が衰え、健康障害を起こしやすい状態のことです。

英語で「虚弱」を意味する「fraity」からつけられたフレイル。加齢により心身の様々な能力が低下し、健康障害を起こしやすい状態です。フレイルは健康な体と要介護状態の間とされる段階です。

体のフレイル・・・筋肉量の減少、食欲の低下

ココロのフレイル・・・意欲や気力の低下、記憶力、意識力の低下

社会的フレイル・・・外出しない、孤立

フレイルは、「健康な状態」と「介護が必要な状態」の間の段階で多くの高齢者がフレイルを経て要介護の段階に進みます。

サルコペニアとフレイルの関係性

サルコペニアは、フレイル中の体のフレイルの原因の1つ。高齢者は、一度このサイクルに入ると、悪循環から要介護の状態におちいってしまう可能性が!!

健康な状態→フレイル→要介護は、一方的に進行するものと思われがちですが、適切な処置により、フレイルであっても健康な状態に戻ることが可能です。

高齢になって「サルコペニア」や「フレイル」になるのを避けるために、早い段階から適切な運動や意識的にタンパク質を含む食事を摂ることなどで対策しましょう。

第二回は、サルコペニアの診断方法について。

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